好きなものを集めながら、一生の中でじっくりと作り込んでいく家
H様
H様ご夫妻のお家は、ミニマルでホワイトの人目を引く外観のZERO-CUBE。ガーデニングが好きな旦那様が丹精した、季節ごとのお花やグリーンに溢れるお庭がとても美しいです。
「今の家はだいたい50点くらい。今後、100点になるように仕上げていきたいです」とおっしゃるご夫妻。長い年月をかけて、コツコツと好きなものを積み上げていくライフスタイルを拝見させてもらいました。
ガーデニングをしたかったので、植物の似合う家に暮らしたかった。 |
H様ご夫妻は、結婚をきっかけに新しい家を建てることを決意されたとのこと。
偶然プロモーションで見かけたZERO-CUBEのカクカクとした形が印象的だったので、早速モデルルームを見学したそうです。
「ミニマルで、真っ白なカクカクとした外観がスタイリッシュだなと感じました。それから、ガーデニングもトライしたかったので、植物が似合うかどうかを想像したときにZERO-CUBEがちょうど良いと感じました。」
1年をかけ、旦那様が丹精をこめて作り上げたお庭。
そんなお話を聞かせていただいた旦那様の好きなことは、アンティークショップで家具や雑貨を収集すること庭づくり。
家の周りに広がるお庭は、最初はまっさらな状態から、徐々に手塩にかけてここまで作り上げたのだとか。
「一つ一つのグリーンが、どのあたりまで育っていくのかを想像しながら、植えられる所を考えています。今はグリーンがよく育つ季節なので、毎日充実しています。」
頭の中で想像したものを作り出していく。好きなものを詰め込んだ場所。 |
1日を通して長い時間を過ごすリビング。
真っ白の壁紙でまとめられた空間には、外からの見た目と同じように、自然でありながらも整った印象の家具や雑貨が。
これらはお気に入りの作家さんのショップや、大好きなアンティークショップで買ったものがたくさんあるそう。
意図的にディスプレイにもなっている収納。バッグやラックを置いて。
自然でありながら、統一された雰囲気のあるエントランス。
家具や雑貨を選びだすときは、直接見て琴線に触れるものを購入するという旦那様。
「他の人と同じことをするのではく、実現したいことを中で想像して、作り出していくのが楽しいんです」
そのようなセリフからも伝わってくるように、まるでセレクトショップのように旦那様のお気に入りのものが飾られています。
部屋の中のポイントとして取り入れたというタイルも、部屋ごとに色合いを変化させるなど、細部まで丁寧に作り上げています。
例を挙げると、バスルームには寒色のタイルを。モルタルの壁紙と調和がとれています。
一方、キッチンには同じ形の暖色のタイルをアクセントに。ここで生活を始めてから、奥様は料理を楽しんでいるそう。
2階の洋室は、部屋ごとにコンセプトを持たせて作ったという。こちらにもご夫婦お二人の「好きなもの」が溢れています。
旦那様のスペースは、男性的でラフな世界観に。
もう一つの好きなものであるALL STARのスニーカーや古着が、DIYをしたシューズボックスやアイアン塗料施したハンガーラックに、ずらりと並んでいます。
奥のお部屋のコンセプトは「アンティーク」。味わい深い椅子やトランクなど、お気に入りの大切な家具や小物がよいバランスで配置されています。
リビングと同じように、自然な雰囲気で統一されたマスターベッドルーム。奥様の部屋としても使われている。
部屋全体に自然光が溢れているところがお気に入りなのだそう。
まだまだこれから。一生の中で完成に近づけていく住まいと暮らし。 |
「今の家に住んでからだいたい1年くらいですが、季節を通じて心地よく暮らせています」
そのようなご夫妻に、このお家のお気に入り度をうかがったところ、
「今はまだ50点です。一生が80年だとした場合、ちょうど今が折り返したばかりの時期なので、生涯を通して、この住まいを完成に近づけていけたらと考えています! あとの50点は、2階とガーデニングを作り込みたいですね」と旦那様。
アンティーク調のおこもり感のある小屋を造作したり、庭の壁を漆喰にしたり……まだまだやりたいことがたくさん。
その一方で、「写真が趣味なので、これからも旦那を見守りながら、Instagramを通じてのこの住まいの発信も継続していきたいです」と奥様。
近頃は、かすみ草やラベンダーなどの庭で育てているグリーンをドライフラワーに加工して、生活に華やかさを付け加えるのも毎日の楽しみなとなっているそう。
H様の住まいには、お二人の好きなものを愛おしむ気持ちが溢れていました。
毎日を充実させながら、住まいとともに積み重ねていく生活。今後の変化がとても楽しみですね。