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2024.10.07

知ってる?窓の種類と効果的な選び方

開放的で明るい空間づくりを叶えるために、なくてはならないのが「窓」。
住宅の内観でもあり外観でもある窓は、その家の印象に大きな影響を与えます。
日々の暮らしを快適にする採光や風通しを担っているのはもちろん、
窓の種類や配置によって、外観や内観のイメージもガラリと変わってきますよね。

窓選びは意外と頭を悩ませるポイントです
そこで今回は、新築でよく使われる窓の種類と、
窓選びで失敗しないためのポイントを徹底解説します!


よく採用される窓の種類4選

1.引き違い窓

※以下の画像はすべて弊社が標準採用しているYKK AP様より引用させていただいております。

王道の窓。どこの家でも必ずと言っていいほどこの窓があります。
サッシに2枚(もしくはそれ以上)のガラス戸がはめられていて、
左右に滑らせることで開閉するタイプです。

メリット・窓の開閉の調節がしやすいため、通風量を調整できる
デメリット・レール部分(サッシ)が複雑であるため、室内側から室外側のガラス掃除がしにくい
・ガラス戸をスライドさせる構造であるため、他の窓と比べて気密性が劣る


2.すべり出し窓(横すべり出し窓・縦すべり出し窓)

取手を引くとサッシが浮き上がり、横あるいは縦にスライドするように開きます。
すべり出し窓は、引き違い窓とは違い、ガラス戸1枚でつくることができます。

メリット・窓の開閉の調節がしやすいため、通風量を調整できる
デメリット・窓を開けたとき、開放側にスペースが必要。
・高所であればロールスクリーンのようにチェーンで開閉するタイプと
レバーハンドルで開閉するタイプがあり、
どちらも引き違い窓に比べると開閉がしづらくなります。


3.はめ殺し窓(FIX窓)

なんとも怖い名前ですが、簡単に言うと開閉ができない窓です。
サッシとガラス戸が完全に固定されています。
スッキリとした見た目で、デザイン性も高くいろんな形状があります。
採光や眺望を重視する場所におすすめです。

メリット・デザイン性が高い。
・ガラス部分が大きく開放感が出る。
・開閉が出来ない分気密性も他の窓に比べて高い。
デメリット・通気性はゼロ。
・換気できない。
・室内からは窓ガラスの外側を掃除できない。


4.上げ下げ窓

その名の通り、2枚のガラス戸を上下にスライドさせて開閉する窓です。
上下のガラスも動かせる窓もありますが、
上は固定されて下だけ動かせるパターンもあります。(シングルハング窓と呼ばれます)

メリット・開口部分が小さいので、外から侵入しにくく防犯性が高い。
デメリット・他の窓に比べて開け閉めが少し手間。
・室内からガラスの外側を掃除しにくい。
・コストが高め。

窓に関連する失敗を防ぐコツ3つ

次に、窓に関連する失敗を防ぐコツを3つご紹介します。

1.家具やテレビの配置
窓が多いと壁が減り、家具の配置に困ることがあります。
窓の前に家具を置くと採光や眺望が損なわれるため、インテリアも窓選びと同時に考慮しましょう。

2.外観全体のバランス
窓選びで外観を考慮しないと、後悔することが多くなります。
外観とのバランスを考慮することが重要です。

3.光と風に配慮
図面だけでは分からない採光や風通しも重要なポイントです。
現地に行って確認することで、後悔を防ぎやすくなります。
また、近隣住宅との兼ね合いも考慮することが必要です。


まとめ

今回は数ある窓のほんの一部を紹介しました。
窓の種類もガラスの種類もまだありますが、
今回ご紹介したのは住宅でよく採用される一般的な窓ガラスです。

部屋の広さや向きはもちろん、理想的な暮らし方を考慮しながら
窓の種類や位置、サイズを選ぶことが大切です。
住み始めてから窓の不便さに気付く前に、
打ち合わせの段階でしっかり窓についても考えてみましょう。

センチュリーハウスでは、経験・知識豊富な設計士が各店舗に在籍しています♪
家づくりを検討されている方は、お気軽にご相談ください

<監修>
センチュリーハウス
2級建築士

まずはお気軽にご相談ください!

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