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2023.11.11

土地探しのコツ ~ 土砂災害リスク ~



こんにちは。センチュリーハウス 不動産部です。
今回は、永く安心して暮らし続けて頂く為の「土砂災害リスク」について。
火山地域でもある鹿児島県の皆さんにお届けしたい情報です。


● 土砂災害リスクとは?
発生時期を正確に予測する事は難しい。
でも、災害が起こりやすい場所を前もって知っておく事が大事。

土砂災害とは大雨や地震、火山噴火などにより山や崖が崩れたり、崩れた土砂により人命が奪われたり建物に影響が出る自然災害の事です。主な土砂災害には「土石流」「がけ崩れ」「地すべり」などがあります。

土砂災害の可能性があると予測される地域は、「土砂災害警戒区域」や「土砂災害特別警戒区域」に指定され、これからお家づくりをご検討の際は、気になっている土地がこれらの地域に該当していないか事前に確認しておくことが大切です。


● 危険度が分かる2つの区域

土砂災害警戒区域(イエローゾーン)

土砂災害が発生した際、住民の生命または身体に危険が生じる恐れがある区域のことです。市町村長は、土砂災害ハザードマップによる周知の徹底などの措置を講じる必要があります。

Q:そもそも家を建てられるの? 
A:「高さの2倍後退」などの建築規制が生じますが、これをクリアすれば建築可です。


▲ 各地域の詳細も専用サイトで確認頂けます。

土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)

土砂災害警戒区域のうち、建築物に損壊が生じ、住民等の生命または身体に著しい危害が生じるおそれがある区域のこと。一定の開発行為の制限や建築物の構造規制などが行われます。

Q:家を建てても大丈夫なの? 
A:自分の持ち土地であっても、建築不可となります。

 

土砂災害危険箇所と呼ばれるところも

国土交通省の調査要領・点検要領によって都道府県が調査をし、その結果として判明した土石流や地すべり、急傾斜地の崩壊が発生する恐れのある箇所が土砂災害危険箇所です。

なお、土砂災害危険箇所には「土石流危険渓流箇所」「地すべり危険箇所」「急傾斜地崩壊危険箇所」の3つがあります。目的としては、調査結果を周知することで「自主避難を判断する」、あるいは「市町村がおこなう警戒避難体制の確立に役立てる」ことです。

土砂災害危険箇所になったといっても、それだけで法的な規制はありません。この点は、前述した「土砂災害警戒区域」や「土砂災害特別警戒区域」と異なります。しかしこれらの区域を対象として、法的な規制のある区域の指定を順次進めているケースは少なくありません。

 

土砂災害のリスクを確認するには?

鹿児島県のホームページより県内の土砂災害警戒区域等のマップを見ることができます。
自分の生活している場所の土砂災害リスクを把握することから始めましょう。

土砂災害警戒区域等のマップ(鹿児島県HP)
https://www.sabomap.jp/kagoshima/

鹿児島県内には土砂災害リスクのある箇所が非常に多いことが分かります。
リスクを避けることはもちろんですが、土砂災害リスクがあるとわかったら防災対策を講じていくことも大切です。

例えば 自宅が土砂災害警戒区域に指定されているなら
・日頃から防災情報を確認し、自治体からの避難情報等が出た際、すぐに行動できるようにしておく
・非常持ち出し袋を準備したり、家族の避難先を決めておく
・保険で建物補償を対策する
などが考えられます。

●ハザードマップを確認するには?
発生しうる自然災害の種類や程度、そして近くの避難場所や避難経路を事前に把握しておくことで防災意識が高まり、災害へ備えられるようになります。

国土交通省はハザードマップについて、一般的に「自然災害による被害の軽減や防災対策に使用することを目的とし、被災想定区域や避難場所、避難経路などの防災関係施設の位置を表示した地図」としています。

具体的目的は、洪水・津波・土砂災害などの被害を最小限にとどめることです。そのため、ハザードマップでは自然災害の被害履歴に基づいて被害が予想される区域や避難場所、避難経路などの情報を、誰が見てもわかるよう地図上に表しています。

ハザードマップポータルサイト(国土交通省)
全国の災害時の危険箇所や避難場所、避難ルートなどの情報を入手することができるサイトです。
https://disaportal.gsi.go.jp/

かごしまiマップ(鹿児島市)
鹿児島市が提供している地図情報システム
https://www2.wagmap.jp/kagoshima/Portal


● 火災保険の補償内容の確認も忘れずに。

火災保険では様々な災害リスクに対応する事が可能です。

お住まいの地域に合わせて、補償内容を選択できるものもあります。
弊社 スタッフへ是非、ご相談下さい。
※保険会社によりプランが異なります。
※地震や噴火などによる損害は火災保険ではなく、地震保険の対象となります。

 

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センチュリーハウス 不動産部 宅建士
火災保険募集人資格保有者

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