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見習い工務の建設便り(姶良市松原平屋モデル)第3話
2020.05.19
こんにちは!
姶良店工務勉強中の加治木です。
先週に引き続きまして、姶良市松原に建築中の平屋モデルハウスの現場進捗をお伝えします!
今回は、基礎工事後半にあたります立上りコン打設と土台敷の工程です。
立上りの箇所に型枠を組んだ後、その箇所にコンクリートを打設していきます。
写真のようにコンクリートを打設すると、所々に上部だけ見えている金物が出てきます。
これは、短い金物を「アンカーボルト」と言い、柱と基礎をがっちりと繋げる役割の金物になります。
対して、長い金物を「ホールダウン金物」と言い、土台と基礎をがっちりと繋げる役割の金物になります。
コンクリートを打設し、一定期間寝かせておきますと綺麗な基礎の完成です。
次は、上棟作業の準備として土台を敷く作業です。
まず、基礎に沿って基礎パッキンを施工していきます。
基礎パッキンは、基礎と土台の間に挟む床下の換気を目的とした緩衝材になります。
(写真の黒いゴム製の部品)
これを挟むことにより、土台から基礎を分離させるので土台から湿気を基礎へ浸透するのを防ぎ、建物の耐久性を向上させる効果があります。
その後、基礎パッキンの上に土台となる木材を組んでいきます。
こうして土台敷きが完成しまして、次はいよいよ上棟作業に移ります。
次回は、上棟作業と木工事の前半をお伝えします。
楽しみにお待ちください!