~私たちにちょうどいい家コラム‘’床編‘’~
~私たちにちょうどいいコラム~ 第一弾、今回は’’床’’編です。
お家の雰囲気を左右する’’床’’には、どのような種類があるのか?
このコラムでは、そのような疑問を詳しく解説したいと思います。
◇‘’床‘’はお家の印象を大きく左右する
皆さんは、どのような雰囲気のお家が好みでしょうか?
「ナチュラル」「モダン」「北欧」「カントリー」など、お家は建てる方によって
デザインのテイストも好みも様々です。
今回は、住宅の購入を検討している方向けに、お家のイメージや印象を大きく左右する
‘’床‘’の種類、そのメリットやデメリットを解説したいと思います。
◇‘’床‘’の種類はどのようなものがある?
1.フローリング
床材の中でもとても人気が高いのが、木材で作られたフローリングです。
素足で触れたときの感触がよく、そして見た目もナチュラルで美しいのがフローリングの特徴です。
また、フローリングの中でも薄い板を何枚か貼り合わせた合板の表面に、天然木の薄板を貼り付けたものが「合板材(複合フローリング)」。
100%天然木を使ったものが「無垢材」。
その他印刷したシートを張るタイプがあります。
素材となる木によってさまざまなタイプがあるのはもちろん、滑りにくく加工された製品やマンション用に防音性の高い製品など、幅広いラインナップがそろっています。
《複合フローリングのメリット》
収縮が少なく素材が安定している
手入れが簡単なものが多い
無垢フローリングと比較すると値段が安価
《複合フローリングのデメリット》
調湿効果がない
無垢材と比較すると足触りが良くない
《無垢フローリングのメリット》
柔らかく肌触りがいい
本物の木という高級感
調湿効果がある
《無垢フローリングのデメリット》
施工費が高い
伸縮と膨張が発生する
〇複合フローリング施工例〇
〇無垢フローリング施工例〇
2.クッションフロア
クッションフロアは塩化ビニールを用いており、表面には木目や大理石など様々な床材の柄がプリントされているため、一見するとほかの素材のように見えるのが特徴です。
《クッションフロアのメリット》
- 素材が柔らかく、ケガをしにくい
- 汚れや傷がつきにくい
- 施工費が安い
《クッションフロアのデメリット》
- 家具を置くと凹みができる
- 熱に弱く、変色しやすい
- よく見ると安っぽく見えてしまう
〇クッションフロア施工例〇
3.石材
石材には主に大理石や御影石などの種類があり、豪華な印象を与えることができます。
人工大理石を床材に選ぶことで、天然の物に比べて価格を抑えることができ、色やデザインの範囲もより広がります。
《石材のメリット》
- 高級感がある
- 人工大理石であれば、種類が豊富
《石材のデメリット》
- 水を吸いやすく、汚れが付きやすい
- 施工費が高い
- 人工大理石は熱に弱い
〇石材の施工例〇
4.コルク床
コルクは高い弾力性が特徴で、耐久性や吸音性・断熱性にも優れているため、床暖房やマンション用に防音性を高めた商品も多数売り出されています。
《コルク床のメリット》
- 遮音効果が高い
- 保温性があり、冬でも冷たさを感じない。
- クッション効果があり、ケガをしにくい。
- 《コルク床のデメリット》
- 変色しやすい
- 傷がつきやすく、耐久性に劣る
〇コルク床の施工例〇
5.畳
畳の床は、昔ながらの日本人になじみ深い床材です。
柔らかく、お年寄りの居室などに好んで使われます。
昔は‘‘い草畳‘‘が主流でしたが、近頃は耐久性に優れ、ダニも発生しにくい「和紙畳」
や「ビニール畳」等も主流になってきています。
《畳のメリット》
- 素材が柔らかく、ケガをしにくい
- 調質効果がある
《畳のデメリット》
- 数年に一度メンテナンスが必要
- い草畳はダニが発生しやすい
〇畳の施工例〇
◇床選びは好みのお家のイメージ、部屋の用途で使い分けを
これまでご紹介した通り、床は醸し出す雰囲気・長所や短所がそれぞれの種類によって異なります。
自分が創りたい部屋のイメージはなんなのか、性能は何を重視したいのかを考えて床材を選ぶことが大切です。
気になる床材があればショールームや住宅展示場に足を運び、実物を体感してみましょう。
センチュリーハウスでも、様々な床材を取り扱っております。
モデルハウスの見学や完成見学会も随時開催しておりますので、お気軽に足をお運びください。