【モデルハウスができるまで④】基礎工事
2021.11.27
こんにちは!センチュリーハウス姶良店の溝口です。
今回もお家ができるまでの流れを、来年1月に姶良市加治木町反土にグランドオープンを予定している『4LDK平屋モデルハウス』を参考に、簡単にご紹介していきたいと思います!
前回の『地鎮祭』『地盤調査』が終わり、いよいよお家の工事が始まります。
今回は、お家の土台となる『基礎』ができるまでをご説明いたします。
そもそも『基礎』とは、その建物を支える土台部分のことで、お家を足元から支える大切な部分のことです。
弊社では『ベタ基礎』という、現在の住宅で多く採用されている基礎工法を採用しております。
ベタ基礎は、お家の床下全にコンクリートを打設して作られる基礎で、建物全体の重さを地面全体に分散させることができるので、安定感に優れています。
さらに地中からのシロアリの侵入や、地面からの湿気を防ぐ効果があります。
基礎は地面の上につくるのではなく、地面を掘り込んでつくり上げる、床掘りという作業をおこないます。
基礎の外部周辺は更に深く掘り込んでいきます。
床掘り後、基礎全体に地盤安定のための砕石を敷き込みます。
砕石敷き込み後、基礎部分に防湿シートを敷いていきます。
防湿シートを敷くことで、地面から基礎に湿気が流れ込むのを防ぐ効果があり、床下が乾燥した状態を保ちます。
基礎周辺には、捨てコンクリートを打設してすます。捨てコンクリートは基礎の受け台となり、捨てコンクリートを基準に建物の高さの基準をだしていきます。
捨てコンクリート打設後は、基礎コンクリート内部の骨組みとなる基礎配筋を組んでいきます。
基礎配筋を組む際、配筋検査という重要な検査が行われます。
配筋検査では、第三者機関による厳格な検査が行われ、防湿シートの施工状況や配筋の太さ、配置などチェックしていきます。
基礎配筋、配筋検査後、基礎の外周に型枠を組み、型枠内に基礎コンクリートを打設していきます。
コンクリートが乾いたら、今度は基礎の内側に同じように型枠を組み、基礎を立ち上げていきます。
コンクリート内に気泡などが含まれると十分な強度が発揮できないことがあります。コンクリートを打設する際は、コンクリート内の気泡をバイブレーターを使い取り除きます。
コンクリートが固まれば、型枠を取り除き、基礎は完成になります。
基礎工事が終われば、次は上棟になります!