~私たちにちょうどいい家コラム~ <家を建てるならいつがいい?>
2021.07.29
おうちを建てるにあたって考えることはたくさんありますが、「いつ」というのもとても大切な問題です。
ご家庭ごとにご事情は様々ありますが、ここでは2つの観点から説明します。
1.ライフイベントから考える
まずはご家庭の長期的なライフイベントから考えてみます。
おうちが欲しいなと思う理由の中で多いのが
(1)結婚や出産がきっかけ
というもの。世帯の構成人数が変わる大きなライフイベントといえます。
「結婚と共に新居に住みたい」
「子供が生まれると賃貸では手狭」
と夢だったマイホームが具体的な希望に変わってゆくタイミング。
妊娠中にご契約、出産後は新居で新しい生活を始める方も。
「出産後は自由になる時間が難しいので、妊娠中の身軽なうちにじっくり打ち合わせ」という合理的な選択かもしれません。
(2)入学や転勤がきっかけ
こちらも大きなライフイベント。引越・転居を考えるタイミングとなりますね。
「早い段階で環境を整えたい」
「転校をさせたくない」
という理由で小学校入学前にマイホームを取得される世帯はとても多いです。
転勤を伴う公務員の方は、離島勤務から本土に戻られるタイミングでおうちを建てられる方も多いですね。鹿児島という地域柄よく聞くお話です。
2.金利の動向や様々な優遇策から考える
こちらも長期的なタイミングのお話ですが、少しでもお得な時期に建てたいというお話です。
景気動向によって、物価や金利は日々変動しています。
人生で一番高い買い物となるマイホーム。お得に建てたいのは当然ですね。
(1)金利の変動
住宅ローン金利については、2021年現在 依然として引き続き低金利時代と判断できます。特に固定金利やフラット35の場合は、借入時点の金利が完済まで(期間選択型の場合は一定期間まで)適用されるため、過去の動きと比較しながら検討することが大切です。
(2)様々な優遇策(2021年7月現在の情報です)
1.【住宅ローン控除の特例の延長】
<住宅ローン控除とは>
住宅ローンを利用して住居を購入した場合、一定期間に渡って毎年最大で40万円の税額控除を受けられる制度です。本来の控除期間は10年間となっていたものの、2019年の消費増税への対応策として、2020年末までに入居すれば13年間に延長される特例がもうけられました。さらに特例の延長が決まり、「2022年末までの入居」に引き伸ばされることとなったのです。なお、契約期限の条件も設けられており、新築注文住宅では2021年9月までとされています。
なかなか固い説明ですよね?
?簡単にいうと、住宅ローンを抱えている人は一定期間、収めた分の所得税が返ってくるシステムです。その期間が10年から13年に伸びているんですね。ただし、今年の9月までの契約で2022年末までに入居の方という条件です。
2.【すまい給付金の適用延長】
<すまい給付金とは>
住宅を購入した世帯のうち、目安世帯収入775万以下の場合に限り、収入の度合いに応じて国から10~50万円が支給されるという制度です。従来はすまい給付金の適用期限も2021年末までとされていましたが、住宅ローン控除の特例期間延長にともない、2022年末までに延長されました。
?優遇策の中でも、現金でキャッシュバックというとても使い勝手のいい施策です。新築住宅を建て、引っ越した後に申請、審査後に入金となります。
この2つの優遇策を見るだけでも2021年の今は
「建てどき」
ということがわかっていただけるかと思います。
もちろんライフイベントのタイミングもありますし、他にもたくさんの条件があります。
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