見習い工務の建設便り(姶良市松原平屋モデル)第4話
2020.05.23
こんにちは!
姶良店工務勉強中の加治木です。
先日に引き続きまして、姶良市松原に建設中の平屋モデルハウスの現場進捗をお伝えします!
今回は、上棟作業と木工事前半の工程です。
完成した土台にはそれぞれ木材ごとに、ひらがなや番号が書かれてあります。
上棟作業(クレーン作業)では、このひらがなや番号に合わせて写真のように柱を立てていきます。
無事、屋根まで組み立て終わりますとその日のうちに建物内が濡れないようにシートを貼ります。
また、屋根にも防湿シート(ルーフィング材)を貼り完全に濡れないようにします。
防湿シートを貼ることにより、水蒸気を通さず壁内への水蒸気流入を防ぎ壁内結露を防止できます。
クレーン作業が終わりますと、工程は木工事へと移っていきます。
木工事の前半では、外部は屋根工事や外部建具工事が主なものとなり、内部は断熱材の施工や石膏ボードの施工が主なものとなります。
屋根工事では、防水シートの上からガルバリウム鋼板やコロニアル材といった屋根材を貼っていきます。
弊社では、どちらの屋根材も取り扱っていますが、今回はガルバリウム鋼板で施工しました。
次に、外部建具工事です。
建物に防水シートを貼った後、様々なサイズの窓やサッシの枠を施工していきます。
窓の種類も、左右に開く「引き戸」や、窓枠の左右に設けられた溝に沿って、窓を外側に滑り出させて開ける「横滑り出し窓」や、反対に窓枠の上下に設けられたレールに沿って、窓を外側に開ける「縦滑り出し窓」など多くの種類があります。
内部では、防水シートの内側の柱と柱の間に断熱材を施工していきます。
弊社では、ロックウールの断熱材を使用しております。
施工方法としては、柱と柱の隙間に断熱材を入れて上部から下部にかけてタッカーで留めていきます。
タッカーとは、木工や建築作業用のホッチキス型の工具です。
全ての壁断熱材、屋根断熱材を施工し終わると、次は断熱材の上から石膏ボードを施工していきます。
このように、木工事前半の工程が進んでいきます。
次回は、木工事中盤をお伝えしていきます。
楽しみにお待ちください!