僕のハウジングアカデミア ~換気システム編~
2023.07.15
当社ホームページをご覧の皆様こんにちは!
新人ハウジングアドバイザーの恒吉です!
お天気の優れない日が続き洗濯物がなかなか乾かず、
梅雨明け発表が待ち遠しい今日この頃ではありますが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて!今回はお客様からも度々ご質問頂く
「第一種換気システムと第三種換気システムの違い」
そして、それぞれのメリット、デメリットについて
簡単にまとめていきます!
それでは、
僕のハウジングアカデミア ~換気システム編~
はじまります…
初めに、換気システムとは何か?について
簡単にご説明させて頂きます。
住宅メーカーで採用されている24時間換気システム。
24時間換気システムとは、機械を用いて
居住空間の空気を室外の空気と入れ替え、
新鮮でキレイな状態にする設備のことです。
もともと気密性の低かった日本の住宅は、時代を経るにつれ
化学物質を含むものを使うようになるなど変化が起こり、
また、暑さや寒さ対策のため高気密化していきました。
その中で、換気性能が十分でないことが問題化。
化学物質とダニやホコリの影響から、めまいやのどの痛み、
湿疹などのシックハウス症候群という体調不良が
懸念されるようになり、
24時間換気システムを取り入れることになりました。
仕組みとしては、取り付けた給気口から外の新鮮な空気を取り込み、
排気口から排出するというもの。居住空間の空気を1時間に半分以上、
入れ替えることが基準とされています。
また、換気システムは主な種類が3種類あり、
その中でも一般的に採用されているのは、
第一種換気と第三種換気です!(つね調べ)
第一種換気、第三種換気のそれぞれにメリットと
デメリットがあるので、
特徴を知ったうえで、
皆さまの理想の家に合う方を選んでいくことが、
家づくりを楽しむうえで失敗しないポイントだと僕は思います。
続いて第一種換気とは何か?そして採用するメリット、
デメリットについてお話していきます。
第一種換気とは、給排気を全て機械で行う換気システムになります。
第一種換気のメリットといたしましては
給気、排気にも機械を使用するため、
効率的な換気ができて、
給気口のフィルターで空気中の汚れをブロックすることで、
常に綺麗な空気を保てるといったことが挙げられます。
さらに、全熱交換型換気システムのように
熱を一定に保つ換気システムが増えており、
室内の温度を安定させるため、
冬場の底冷え感の防止や冷暖房の効率もアップするなど、
「家にマスクをしたような…」といった表現を用いられることが多いのも納得です。
次に第一種換気システムのデメリットのついて解説していきます。
デメリットの説明で一番に挙がるのは何といってもコスト問題です。
第1種換気は給排気を機械で行うため、
給排気の機械そしてそれらをつなぐダクト、
熱交換器が必要になります。
排気のみ機械で行う第3種換気と比較すると、
設置のコストだけ見ても単純に倍以上のコストが
かかってしまいます
ランニングコストでは第一種換気ですと月額数千円~かかってしまいますので、
月額数百円で賄える第三種換気と比べると大きく金額に差が出てしまいます。
更に10~15年おきにメンテナンスが必要な為、
機械のトラブルがあればその都度、数十万円かかってしまいます。
またフィルターの手入れ等をしっかり行わなければ、
ダクト内のカビ等のもとになりますので、
結果汚れた空気が家の中を循環してしまいます。
(最悪の場合、機械ごとダクトを全て取り換える場合も…)
24時間機械を稼働させなければ、
これまたカビの原因となってしまいます。
「夜の稼働音が気になる。」といった声も度々耳にします。
寒冷地で冬の寒さが気になる方や、コスト、メンテナンス面を許容できる方には
お勧めの換気システムであると言えるでしょう。
お次は当社センチュリーハウスでも標準装備の
第三種換気のメリット、
デメリットを解説していきます。
先程解説した第一種換気とは違って、
第三種換気では自然に給気し、排気のみを機械で行う換気システムです。
初めに第三種換気のメリットといたしましては、
大きく分けてコストの安さとメンテナンスのしやすさの二つが挙げられます。
コストの面では、設置費用も第一種換気と比べると大幅に安く収まり、
電気消費量も月額数百円で済むので、
大変家計に優しい換気システムになっております。
給気フィルターも簡単に手洗いが可能になっており、
交換の際にも大きなコストが掛かりません!
(ちりも積もれば山となるとよく言いますよね!
小さな出費の削減は普段の暮らしの大きな余裕に直結します!)
続いてメンテナンスの面です。
給気フィルターによって虫の侵入や、花粉、
空気中の汚れもカットします!
給気フィルターも手洗い可能で汚れが気になってきても
すぐにお手入れすることが可能です。
手洗いで十分に汚れが落ちなくなってきた、または
フィルターが劣化してきた場合にも
すぐに新しいものに交換が出来ます。
第三種換気のお手入れは給気口と排気口だけで完結するため
何かと忙しいママさん方の負担も最小限に抑えることができますよ!
次に第三種換気のデメリットについてです。
第一種換気とは違い、熱交換システムがない為排気口から室内の熱も
一緒に排気されてしまう事や
給気口からの冷たい空気が入ってくることなどが挙げられます。
対策として直接冷気が入ってこないようなフィルターや
形状になっているメーカーさんが多くみられます。
その他の例として、
給気の量を三段階に変えられるものを
センチュリーハウスでは採用しています
まとめ
第一種換気と第三種換気、それぞれのメリット・デメリットのついて
解説させて頂きましたがいかがだったでしょうか?
どちらにも一長一短ありますので、
それぞれのライフスタイルに合わせて選んでいくことが重要です。
寒冷地に建設予定で少々高額となるコスト面、
メンテナンスの手間が気にならず完全な寒冷対策の家で生活したい!という方には、
熱交換システムもついている第一種換気をお勧めしますが、
余計なコストも手間もはぶきたいっ!という方には圧倒的なコストの面、
お手入れの容易さなどから第三種換気をお勧めします!
また、センチュリーハウスでは
お客様のご要望に合わせて自由設計が可能ですので、
ご希望により第一種換気も設置可能です!
詳しくはお近くのセンチュリーハウスへお問い合わせください。
今回の「僕のハウジングアカデミア~換気システム編~」
は以上になります。
最後までご覧頂きありがとうございました!
実際の建物をご体感頂きたい方は下記よりお気軽にご予約下さい!
当社モデルハウスにて元気にお待ちしております!
それでは次回もお楽しみに!!
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