見習い工務の建設便り(姶良市松原平屋モデル)第6話
こんにちは!
姶良店工務勉強中の加治木です。
先日に引き続きまして、姶良市松原に建設中の平屋モデルハウスの現場進捗をお伝えします!
今回は、木工事後半の工程です。
木工事後半では、外部は排水通気管の施工、内部はクロス工事や照明器具の取付が主なものとなります。
まず、外部の排水通気管の施工ですが、排水通気管とは排水管内の排水の流れを円滑にすることや排水管内に新鮮な空気を流通させて、排水管内の換気を行うことを目的として施工します。
日常生活におけるトイレやキッチンで料理をした際に出ます汚水や生活雑排水、雨水などこの通気管を通して流します。
よくお家のご相談に行かれた際に、営業マンから「今回の地域は下水地域ですよ。」や「この地域は浄化槽地域なので浄化槽の設置が必要です。」などような事を聞いたことはありませんでしょうか。
まさにこの話で、前面の道路にマンホールがあり下水管が通っていれば、下水地域となり汚水や生活雑排水は下水管に流せます。
しかし、前面の道路にマンホールがない場合、浄化槽地域となり浄化槽の設置費用が別途必要となります。
また、浄化槽装置は年に数回定期的な点検(汚泥の汲み取りや消毒液の補充など)を行うように定められています。
お家づくりには、建物以外にも費用が掛かる場合がありますので、今後お家づくりをお考えの方はこの点にも目を向けてみて下さい。
写真は、外部の給排水工事を行っているところです。
次に、内部のクロス工事についてです。
クロスとは壁紙のことですが、シンプルな単色のクロスから最近流行りの本物の木を張ったように見える木目調クロスなど数多くの種類があります。
今回は大人可愛い雰囲気を目指し、床や内部建具にトープグレーを採用し、ベースとなるクロスをホワイトで統一しました。
また、アクセントクロスにグレー、キッチンを木目のダーク色にすることでシンプルで大人可愛いテイストとなっております。
アクセントクロスについて知りたい方はこちらのコラムもどうぞ!
洗面室にはタイル柄のクロスを採用し、ユニットバスのアクセントパネルを石目調にすることで、LDK部とは少し異なった色合いとなっております。
最後に、照明器具の取り付けです。
照明器具は、クロスと同じく数多くの種類がありますが、使用用途によって雰囲気の異なる演出をすることができます。
今回は、ダイニングの空間アクセントとしてキッチンカウンターの上にペンダントライトを配置しています。
玄関は壁面に電球型のブラケットライトを採用しお洒落な空間を演出しております。
その他にも、置物や空間の一部(アクセントの壁など)を強調したい時に適しているスポットライトや天井を勾配に上げた際に適しているダウンライトがあります。
イメージしているインテリアやテイストに合わせて、自分好みにアレンジ・カスタムすることでより一層家づくりが楽しくなるのではないでしょうか。
次回は、いよいよ最終話となります。
楽しみにお待ちください!